カメラセレクター(選択ツール)

SWIRイメージング

可視域を超えて見る

SWIRカメラシリーズについての詳細は以下をご覧ください。

さらに見える。さらに成し遂げる。

赤外線イメージング

電磁波スペクトルの中で、赤外線は可視光とマイクロ波の間に位置します。波長0.75μm~14μmのスペクトル範囲をカバーし、近赤外線(NIR)、短波赤外線(SWIR)、中波赤外線(MWIR)、長波赤外線(LWIR)に分けられます。赤外線を撮影することは難しく、高度なセンサー技術や特殊なレンズが必要です。

 

アライドビジョンはInGaAs(インジウム・ガリウム・ヒ素)センサー技術を用いた短波赤外カメラの開発において、長年の経験を持っています。アライドビジョンは、この総合的な専門技術で幅広い用途に対応するため、均質性、ダイナミクス、リニアリティの面において、非常に高画質で最適なカメラを提供しています。現在の製品ポートフォリオには、ペルチェ式冷却方式を搭載したモデルと非搭載のモデルがあります。科学技術向けの用途には、ペルチェ式冷却方式(TEC2)、窒素冷却チャンバー、ファンを搭載したカメラもあり、特に低ノイズのイメージ画像取得と長時間の露光が可能になります。

可視カメラ(左)と短波赤外カメラ(右)を利用したイメージ画像

 

SWaP+C機能、プラグ・アンド・プレイ感覚

Alvium SWIRカメラ - 小型カメラにSWIR技術を搭載し、お求めやすい価格を実現

  • GigE Vision、5GigE Vision、USB3 Vision、MIPI CSI-2規格インターフェースを搭載
  • SWaP+C機能
  • プラグ・アンド・プレイでのアプリケーションセットアップ
  • GenICam規格と互換性のある機能制御
  • ボードレベルバージョンを含むモジュラーハウジング設計
  • 複数のインターフェースオプション
  • -20℃~+65℃の幅広い温度範囲で使用可能
  • 発売中かつ短納期

Alvium SWIRカメラは、高い量子効率で400 nmから1700 nmの分光範囲に対応します。そのため、1台のカメラで可視域と短波赤外域の両方のイメージ画像を撮影でき、システム全体のコストを削減できます。

Alvium SWIRカメラは、ソニー社製のSenSWIR InGaAsセンサーである、IMX990とIMX991を搭載しており、小型 [S]・軽量 [W]・省電力 [P]・低コスト [C](SWaP+C)の高画質と高フレームレートを実現します。そのため、農業、鉱業、太陽電池検査、医療などの様々な産業で使用されるドローンや携帯用デバイスに適しています。

当社の小型で軽量なAlvium SWIRカメラは、組込みやマシンビジョンの用途で使用される費用対効果の高いOEMシステムの構築に理想的な選択肢です。産業用のAlvium SWIRカメラとドライバーについては、システムソリューションをセットアップする際にはプラグ・アンド・プレイ感覚で使用できます。

近日発売:Sony SenSWIRセンサー IMX992, IMX993搭載Alvium カメラシリーズ

高画素(3MP、5MP)対応 短波赤外波長(SWIR)カメラ

Alvium C-530/U-530/G-530 VSWIR

Sensor Model: Sony IMX992 SenSWIR 
Resolution: 2592 (H) x 2056 (V), 5.3 MP
Frame Rate: 80/75/80 fps (preliminary)
Pixel Size: 3.45 μm
Optical format: Type 1/1.4
Weight: 15 g (bare board), 50 g (open housing), 100 g (closed housing)

Alvium C-320/U-320/G-320 VSWIR

Sensor Model: Sony IMX993 SenSWIR
Resolution: 2080 (H) x 1544 (V), 3.2 MP
Frame Rate: 125/120/125 fps (preliminary)
Pixel Size: 3.45 μm
Optical format: Type 1/1.8
Weight: 15 g (bare board), 50 g (open housing), 100 g (closed housing)

科学技術用の高精度、産業用の高品質

Goldeye SWIRカメラ - 高性能InGaAsセンサーを搭載したSWIRカメラ

Goldeye SWIRカメラは、高フレームレートで可視域を超えた波長域のイメージ画像を、低ノイズかつ高リニアリティ・ハイダイナミックレンジでの撮影が可能です。この様な性能を実現する為に、画質全体を制御するオンボード画像補正機能と最適化機能で、最良のイメージ画像を取得し、さらにはセンサー温度を一定に保つ機能が搭載されており、高い再現性を実現しています。

Goldeye短波赤外(SWIR)カメラは、解像度・インターフェース・レンズマウント・分光範囲・ペルチェ式冷却方式(TEC1、TEC2、TECレス)のいずれにおいても高い汎用性を有します。本カメラは高フレームレートで動作可能で、複数のオンボード画像処理機能を搭載しており、低ノイズ・高リニアリティ・ハイダイナミックレンジの優れたイメージング画像を得られます。Power over Ethernet(PoE)機能による、シングルケーブル(ケーブル1本化)ソリューション、包括的なI/O制御、複数の取り付けオプションなどの機能に対応しており、スムーズなシステム構築を実現します。

さらに、堅牢かつ高品質、可視光域外のイメージングに対応した、SWIRカメラは、業界規格のGigE VisionまたはCamera Linkに対応し、GenICamの汎用性の高いソフトウェアインターフェース規格が、プラグ・アンド・プレイ感覚での最適なシステム開発を実現します。

 

 

拡張SWIR範囲 - 最大1.9μmまたは2.2μmの波長範囲

Goldeye XSWIRカメラは、1.7μm以上の波長範囲での検査に対応しています。Goldeye XSWIRカメラは、 最大1.9μmまたは2.2μmの波長範囲を高い量子効率で検出できます。二層センサー冷却機構(TEC2)と様々なオンボード画像補正機能を搭載しており、特定の分光範囲を優れた画質で可視化できます。

アライドビジョンのGoldeyeカメラシリーズは、このたび、新製品Goldeye XSWIRモデル以降、0.4 μm(Goldeye VSWIR)から2.2 μm (Goldeye XSWIR)までの波長範囲で対応可能になりました。

  • Camera Link規格またはGigE Vision規格インターフェース
  • 最大1.3メガピクセルの解像度(QVGA、VGA、SXGA)
  • 可視域から短波赤外域まで対応するセンサーや拡張短波赤外域に対応するセンサーなど、様々なInGaAsセンサー技術に対応可能
  • フル解像度で毎秒最大344フレームを実現
  • 拡張動作温度範囲: –20℃~+55℃ (ハウジング)
組込みから科学技術まで

アライドビジョンの幅広いSWIRカメラシリーズ

アライドビジョンでは、豊富なSWIRカメラのポートフォリオをご用意しています。GigE Vision、USB3 Vision、Camera Link、CSI-2(MIPI)規格などの一般的なマシンビジョン用や組込み用インターフェースに加えて、10種類以上のエリアスキャンInGaAsセンサーに対応したモデル、センサー冷却機構を搭載したモデルと非搭載のモデルといった、非常に多彩なSWIRカメラのラインナップをご用意しています。

 

当社の高品質なSWIRカメラは、衝撃や振動に非常に強く、幅広い動作温度範囲に対応しております。3年間の製品保証付きです。

お客様に最適なカメラをお探しの際は、当社の専門家にご相談ください。また、カスタムOEMソリューションに関するご相談も承っております。