

アライドビジョンでは、Alvium MIPI CSI-2規格カメラをベースに、FPD Link III規格やGMSL2規格に対応したAlviumカメラも提供しています。シリアライザチップを搭載した追加PCBにより、Alvium FP3およびGM2カメラは、最大15mというロングケーブルを実現します。すべてのカメラ機能を使用できるため、V4L2準拠の標準的なAlvium MIPI CSI-2規格カメラとまったく同様に機能します。さらに、組込みボードに接続するシリアライザ非搭載のアダプターボードもご利用可能です。また、当社のエコシステムパートナー製のシリアライザ非搭載のキャリアボードもご利用いただけます。
本カメラには、多様なハウジングのバリエーションをご利用いただけます。
オープンハウジング、クローズドハウジング、IP67準拠ハウジング。
オープンハウジングについては、お客様のご要望に応じて、形状変更のご要望もお受け致します。
詳細については、当社の専門家にお問い合わせください。
Alvium 1800 C カメラシリーズには、複数のアクセサリーを装着できます。対応レンズ、インターフェース、I/O接続、三脚アダプターについては、以下のボタンをクリックしてご確認ください。
- FPC ケーブル: 120~420mmのケーブル
- インターフェース接続: 各種組込みボード用アダプターボード
- レンズ: 200種類以上のCマウントおよびSマウント レンズ
- 三脚アダプター: メートル系およびインチ系両方のネジ規格に対応

アライドビジョンでは、Alvium 1800 Cカメラをお客様のビジョンシステムで操作いただけるよう、以下のアクセスモードをご用意しています。
- CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセス
Alvium CSI-2規格ドライバーとCSI-2規格トランスポート層 (TL) を直接使用して、GenICam規格の機能によってカメラを制御する方法です。
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。
GitHubからソースをダウンロード
CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセスについては、現在、NVIDIA Jetson AGX XavierおよびXavier NXで検証済みです(NanoおよびTX2 NXはベータ版が利用可能です)。
CSI-2 TLを備えたVimba SDKをダウンロードしていただけます。
Alvium 1800 Cカメラモデルはすべて、CSI-2用のGenICam規格機能によるアクセスで制御可能です。Alvium 1800 C-500、Alvium 1800 C-507、Alvium 1800 C-511、Alvium 1800 C-1236、Alvium 1800 C-2050を皮切りに、CSI-2用のGenICam規格機能による使用について、今後も公式にテスト・検証するモデルを増加していく予定です。
- ダイレクト・レジスタ・アクセス(DRA):
レジスタでカメラを制御する、上級者向けの方法です。
- Video4Linux2によるアクセス:
以下を介して、カメラを制御できる方法です。- V4L2 API
- アライドビジョン製V4L2 Viewer
- GstreamerやOpenCVのようなフレームワーク
CSI-2規格ドライバーはGitHub上にてオープンソースで利用可能であり、様々なボードやシステム・オン・チップ (SoC) に対応します。